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高校化学の教材;分子と結晶模型の「ベンゼン屋」

高校化学の教材;分子と結晶模型の「ベンゼン屋」

1500円で作る定電流電源(ファラデーの法則実験)



材料は以下です。








<作り方>
プロトタイプが完成しましたので作り方と配線を紹介します。
箱はDAISOでスタックできるプラ箱をかいました。
電流電圧計は瞬間接着剤で貼り付けてあり、定電流基板は厚手の両面テープを小さく切って貼り付けてあります。
この箱にターミナルをつけて、入力と出力に使っています。
完成版では、電源アダプターを直接つなげるコンセントを入力側につけるつもりです。
さて、配線は複雑ではありません。


電圧電流の測定は付属のリード線の太赤・太黒・太青を、駆動用の電源は細赤・細黒をアダプター側に繋ぎます。定電圧電源用基板のOUT+-を電流電圧計に通して出力に持っていきます。
ハンダ付けしたら、蓋はしません。



蓋をしない理由は積み重ねができるように。下の写真です。


<調節・設定の方法>
1.出力側をショートします。定電流なので短時間なら回路は壊れません。
2.電流計を見ながら電流調節ネジを回して、電気分解で必要な1A近くに設定します。
    (調節ネジは何回転もできます。目標の電流に向けてドライバーで回してください。)
3.ショートを外します
4.電圧調節ネジで10V程度に設定します。
  (アダプターが12Vなので11Vまでしか上げられない)

これで、電解槽につなぐと設定した電流が流れます。電圧はこの間変化して電流を一定にするよう頑張ってます。

関連記事のリンクは以下です
本ブログ9/5 定電流電源装置を一台1500円で作ります 
本ブログ9/6電気分解用1500円定電流装置の配線と設定 
本ブログ9/8 実験:ファラデー定数を求める


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